ウェディングの服装(アメリカの場合):

最近は海外で挙式する人や国内でも教会で挙式する人が多くなり洋装の結婚式が増えました。 次第に欧米の結婚式のスタイルが取り入れられていますがアメリカの服装について紹介します。
日本ほどでないにせよアメリカでも結婚式は相当に出費を要するものです。 離婚率の高いアメリカですがだからといって結婚式をお手軽に済ます訳ではありません。 式の準備を一年前から始めるのはごく普通だし中には2年前からという人も居ます。 やはり人生の大事なイベントですから日本とは違ったところで経費と手間を掛けます。 結婚式の内容はその人の予算と事情で違いますが下は典型的な結婚式の記念写真です。
Party Picture
アメリカの本格的な結婚式は花婿のベストマン、アッシャー(5、6人)、 花嫁のブライド・メイド(5、6人)、 フラワー・ガール、それに指輪を持つ リング・ベアラーの男の子がつくのが普通です。
ウェディングは牧師が立ち会うセレモニー(儀式)とその後のパーティがあり 日本で挙式と披露宴があるのと良く似ています。 セレモニーは教会で行う場合もあれば自宅の庭にしつらえた祭壇の場合もあります。 パーティも結婚式場やホテルを借りたり自宅を使うなど様々です。


結婚式の服装はスタイル(フォーマルかそうでないか)、 時間(昼夜)、場所(戸外、室内)、 規模などで異なります。

服装は好みで決めますがフォーマル、インフォーマルの組み合わせは以下を参照して下さい。

フォーマル(昼)
ブライド 白、アイボリー又は薄いパステル色の床の長さの チャペルまたはカセドラル・トレーン付きのウェディング・ドレス。 ベールはトレーンをカバーするかそれ以上の長さ。
又はフル・スカートの舞踏会ドレスとオプションのスウィープ・トレーン付き。
ブーケまたは聖書、ドレスに合わせた靴。 ショート・スリーブの場合はロング・グローブ。
男性 伝統的:
カットアウェイ・コート(黒またはオックスフォードグレイ)と縦縞のズボン、 パールグレイのベスト、立て襟の白シャツ、縞のアスコット.・タイ。
コンテンポラリー:
黒またはグレイの細身の長めまたは短めのジャケット、縞ズボン、立て襟の白シャツ、 グレイのベスト(オプション)。 または好みの色のジャケットに揃いのズボンと服に合わせたシャツ。
ブライド・メイド フロア丈、バレリナ又はティー丈のドレス。帽子、リース、頭飾り(オプションで短いベール)、 袖丈に合わせたグローブ、ドレスに合わせた靴。オーナー・メイドの服装は 他のメイドと揃いの場合も対照的にする場合もある。
母親 歩きやすい丈のドレス、小さいハット(オプション)。靴、グローブ、コサージは 結婚式のスタイルに合わせる。
フォーマル(夜、6時以降)
ブライド 昼間のフォーマルと同じ。より凝ったデザインにしてもよい。
男性 伝統的:
超伝統的なら黒の燕尾服と白のタイ及びアクセサリー。
普通に伝統的なら黒のタキシードまたはディナー・ジャケット、縦縞の黒ズボンと揃いのベスト またはカマーバンド、ボウタイ。
コンテンポラリー:
細身の長めまたは短めのジャケットと揃いのズボン,立て襟のシャツ、 ベストまたはカマーバンド、ボウ・タイ。
ブライド・メイド ロング又はバレリナ丈のドレス。アクセサリーは昼間と同じ。より凝った服地を使ってもよい。
母親 床または足首の丈のドレス。小さな頭飾り、ドレッシーなアクセサリー: 毛皮、宝石など。
セミフォーマル(昼):
ブライド 白またはパステル色のフロア丈、又はバレリナ・ドレス。ベールはひじの長さかそれより短いもの。 アクセサリーはフォーマルと同じ。
男性 伝統的:
グレイ又は黒のストローラー、縞のズボン、グレイのベスト、白シャツ、グレイと白の縞のタイ。
コンテンポラリー:
好みの色とスタイルのスーツ、同色または反対色のズボン、 白または色のシャツ、ボウタイ、ベスト又はカマーバンド。
細身の長めまたは短めのジャケットと揃いのズボン,立て襟のシャツ、 ベストまたはカマーバンド、ボウ・タイ。
ブライド・メイド フォーマルと同じ。スタイルと布地はより簡略にしてもよい。
母親 フォーマルに同じ。
セミフォーマル(夜):
ブライド 昼間と同じ。布地とトリムはより簡略にしてもよい。
男性 伝統的:
ディナー・ジャケット、黒ズボン、ベスト又はカマーバンド。白のドレスシャツとボウタイ。 暖かい気候の場所では白またはアイボリーのジャケット。
コンテンポラリー:
フォーマル・スーツ(秋冬は濃い色、春夏は明るい色)、同色または反対色のズボン、 ベスト又はカマーバンドに合わせたボウタイ。
ブライド・メイド ロング、バレリナ、又はティー丈のドレス、アクセサリーは昼と同じ。 布地はより凝ったものにしてもよい。
母親 フォーマルに同じ。
インフォーマル(昼と夜):
ブライド 白またはパステル色のフロア、バレリナ、ティー丈のドレス又はスーツ。 短いベール又はブライド用のハット。小さなブーケ、コサージ又は聖書。 グローブと揃いの靴。
男性 黒、ダーク、又はネイビーのビジネス・スーツ。 夏は白または無色のジャケット、濃いトロピカルウーステッドのズボン、 ネイビーのブレザー、白のフラネルズボン、又は白のスーツ。
ブライド・メイド ブライドと同じ丈のドレス。ブライドが床丈のドレスを着ている場合は短めでもよい。 アクセサリーは簡素で雰囲気に合わせたもの。
母親 歩きやすい丈のドレスかアンサンブルのスーツ。

もう少し詳しい男性の服装の説明:
コート(上着):
燕尾服: 正装中の正装、究極のフォーマルです。前から見るとウェスト位の長さだが 背中にテール(尾)があるところからこの名前があります。 かっては黒に限られたが今は色々な色が着られる。
タキシード: スーツの長さの上着でサテンのラペル。シングル又はダブル。
カッタウェイ: モーニングとも呼ばれる。通常ダークグレイで結婚式の朝の正装。 伝統的に朝に着用されたが今は日中なら何時でも着られる。 燕尾服と同じ長さで違いはボタンが閉められテールまで真っ直ぐになっている事。 縞柄のズボン、ウィングカラー・シャツ、パールグレイのベストとアスコット・タイを着用する。
ストローラー: カッタウェイと同じデザインでスーツと同じ長さの上着。日本の礼装服と同じ。 縞ズボンとパールグレイのベストを着用するが普通のシャツとタイを用いる。
ディナー・ジャケット: 白または(ズボンの)反対色の上着と黒ズボン。
ウェスト・コート: 燕尾服の尾を取ったような格好でウェストまでの長さのコート。 同系色または反対色のズボンを着用。インフォーマルに属する。
シャツ:
ウィング・カラー: スタンダップ・カラーとも呼ばれる。正装用。普通前にプリーツがある。
レイダウン・カラー: 普通の背広に使われるシャツ。
マンダリン・カラー: 正装用。カラーは学校の制服のように立てて重ね合わせて止める。 飾りボタンを付け通常前は幅広のプリーツがある。
クロスウィック・シャツ: 正装用。カラーはレイダウンと似ているが重ねて止める。 飾りボタンを付け通常前は幅広のプリーツがある。
ピケ・シャツ: 正装用。前身ごろとカフが縦横のエンボスになっている。 揃いのベストとタイを着用する。
フレンチ・カフ: 幅広のカフで折り返してカフボタンで止める。
その他アクセサリー等:
ボウ・タイ: ご存知蝶ネクタイ。
ユーロ・タイ: ファッション・タイ。普通のタイと同じようなものでハイカットのベストと着用。
アスコット・タイ: 幅広のタイで両端が重なるように結ぶ。パールのピンで止めるのが普通。 大体カッタウェイ・スーツ(モーニング)に使われる。
ボロ: 中西部風のタイ。ストリング(紐)タイとも呼ばれる。
カマーバンド: 幅広の帯でウェストの上にズボンの上から着用する。 横のプリーツが外から見えるようにつける。
ブートネア: 「ブートネア」はフランス語でボタン穴の事です。 元はブーケから花一輪を抜いてボタン穴に差したのが始まりです。 ですから一輪だけ付けるのが決まりだし、おしゃれに見えます。 ブートネアを付ける場合は胸ポケットのハンカチは付けません。 どちらか一つだけ付けます。
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